ナルトビエイ
2005年8月19日(金)朝から、ナルトビエイ漁の取材に行ってきました。
私、三好(サイト管理者)が取材の様子を下記にまとめましたのでご覧下さい。
 ※一部画像をクリックすると拡大写真がご覧頂けます。

戸ヶ里漁港   はがくれ号
佐賀県佐賀郡川副町の戸ヶ里(とがり)漁港です。
青空の下、大漁の予感!?
この日は大潮で、漁連の方の話では「1年で1番高い時期かもしれない」とのことでした。
  今回、お世話になった「はがくれ」号。
いざ、ナルトビエイ漁取材に出発!!
快適な船旅を約束してくれる・・・・はずでした。
鹿島沖   漁師さん
約40分の船旅で佐賀県鹿島市沖の漁場に到着。
小さく見える町並みに海の広さを実感しました。
さすがに沖まで出ると、高い波に揺られ、だんだんと気持ち悪くなってきました・・・・。
ここで漁師さんと合流。
  取材をさせたもらった漁師さん。
気さくな方々で、色々な話を聞かせてもらいました。
海上で船から船に飛び移るのは怖かったです。
すいません、恐怖のあまり顔写真を撮ることも、お名前を聞くことも忘れてました・・・・。
ナルトビエイ   ナルトビエイ
すでに漁をされていたので、いけすの中にはナルトビエイが詰まってました。
この時点で、波に揺られ気持ち悪くなっていて、立つこともできませんでした。
  捕獲したナルトビエイ。
可愛い顔をしてるのに、有明海を荒らしているなんて想像できません。
ちなみに水族館では人気者らしいです。
※右上に映ってるのはアカエイです。
オス・メス比較   出産寸前のナルトビエイ
オスとメスを比べるために並べてもらいました。
体に違いがありますが、分かりますか?
写真をクリックすると拡大し、違いが分かります。
しかし、メスの方が大きいんですねー。
  この時期は出産期らしく、子供が産まれる寸前のナルトビエイも捕獲されてました。
拡大して、よーく見ると生まれそうな姿が見れます。
※右下は生まれたての子供です。
オス・メス比較   仕掛けの引き上げ
いよいよ、漁取材のために仕掛けをしていたポイントに移動。
この時には、すでに船酔いで撃沈していたので、これから後は何も見ていませんでした。
  仕掛けを引き上げています。
全て手作業なので大変な苦労だと思いました。
仕掛けた網は400m〜500mあったそうです。
漁は潮が満ちた状態から、引き始めた時に行なうんだそうです。初耳でした。
ナルトビエイの捕獲  
【取材後記】
取材の感想として一番最初に思ったのは『船酔いはツライ!!!』ってことです(笑)
おかげで漁の大半を気持ち悪さと戦ってました・・・。
車酔いと違って、海上には逃げ場が無いので本当に辛かったです。
さて漁についてですが・・・・、ほとんど見ておりません。しかし、同行メンバーの話と写真を見て大体の様子が掴めました。
手作業であること、捕獲したナルトビエイが暴れるため危険を伴うこと、また網が傷みやすいこと等、大変な作業だなぁ〜と思いました。
しかし、宝の海『有明海』を守るためには必要なことです。捕獲したナルトビエイを商品化し、漁師さんの手助けができたらいいと改めて決意しました。 そして、宝の海『有明海』を取り戻すべく頑張りたいと思います。
                 編集担当:三好
この漁だけでも10匹くらい捕獲されました。
見難いですが、網にかかったナルトビエイを外しているところです。
この後、別れの挨拶をして帰路につきました。
 
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